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埼玉県本庄市

デザインマンホール

ぶらりマンホール、JR本庄駅付近での撮影

 

今までに見た魚の絵と違う
画像の提供者は、根岸さんです。
忙しい仕事の合間に撮影していただきました感謝です。
m(__)m
撮影場所は埼玉県本庄市です。

 

絵柄を見てみると、

写実的でありながら、
特徴が捉えやすいように描かれてていますね。

どういった魚なのでしょう?

近くには大きな川は見当たりませんし。

調べてみました。

なんと普通の魚ではなかった?
マンホールの魚は、県の魚(埼玉県)でした。
制定日:平成3年11月14日。
 名前を「ムサシトミヨ」といいます。
で何者なでしょう?。

 

絶滅危惧種で、天然記念物なんですね。
もうすでに荒川の清流にしか生殖していないそうです。
冷たくて、きれいな湧水の有るところです。
確実に生息の確認がとれているのは、埼玉県熊谷市の元荒川源流域だけになっています。とても残念です。

 

ムサシトミヨはこんな魚!
体長は3センチ〜6センチほどで、外敵から身を守るために、背びれに8本〜11本の棘があり、トゲウオ科の魚だそうです。
オスが水草をちぎって、直径3センチ〜4センチの巣を作ります。
成熟したメスが来ると、オスは巣の中に誘って産卵させます。
オスは卵が孵化するまで水を送ったりして巣を守ります。
オスはこの間は餌は摂らないことが、メスよりも短命だとも言われています
不思議な名前ですが、「止水魚(とみよ)」といいますが、あまり流れの無いところに住んでいるからだそうです。
群れで泳がないで、個別に生活しています。

ここに行けば見られます!
日本では、まだ様々な地域で生息していますが、絶滅危惧種で有ります。
この貴重な「ムサシトミヨ」は水族館でも見られるようです。
さいたま水族館。井の頭自然文化園。しながわ水族館。


制作Memo:この世界的に貴重な魚は、カムチャツカ半島、アムール川流域、朝鮮半島、にも生息しています。
キタノトミヨ(イバラトミヨ)、エゾトミヨ、ミナミトミヨ、と呼ばれています。
しかし残念なことに絶滅の危機に瀕する希少な魚となっています。
保護、増殖の取り組みも行われています。

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