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東京都新宿区

デザインマンホール

ぶらりマンホール、新宿都庁付近での撮影

 

日本に古くからある代表的な桜

を中心にもってきて江戸の心意気を表しているんでしょうか?。 花びらの間には銀杏の葉を埋めるように施しています。

桜(ソメイヨシノ)とイチョウは実は都の花と木に選ばれています。

桜とイチョウ以外にもこのマンホールにもう一つ何かが隠れています。

ユリカモメです!ユリカモメが羽を広げて飛ぶ様子なのですが・・・ちょっとわかりにくいかな。桜とイチョウを囲むように波のようにも見える部分です。ユリカモメも都の鳥に選ばれていました。

東京23区では基本的にはこのデザインのマンホールが多く使われているようです。

 

都の花は桜
昭和59年6月に「都の花選考会」と言われる会で選ばれたようです。

選考会で勝手に決めたのではなく都民にアンケート調査をして決定したようです。
桜でも東京都が選んだのは染井吉野です。

ソメイヨシノは、江戸末期 から明治初期にかけ、染井村(現在の豊島区駒込)に住んだ植木職人がヤマザクラの品種を改良したといわれ、満開時の見事さ、散りぎわの花吹雪は格別です。

 

ビル群が並ぶ都内ですが、意外と桜の名所が多く、ガイドブックにも掲載されています。 また、東京とワシントンの桜にも縁があるようです。

「ワシントンさくら物語」

都の木 イチョウはどうやって決めた?
東京の「木選定委員会」で決定した三種の候補の木 (ケヤキ、イチョウ、ソメイヨシノ)について都民に一般投票されて決まったようです。

投票の内容は、イチョウ7,919(49%)、ケヤキ5,153(32%)、ソメイヨシノ3,032(19%)で、委員の大多数はケヤキに賛成だったそうですが、都民投票のとおりイチョウに決定し、 昭和41年11月14日発表しました。

 

イチョウは古代植物の生き残りといわれ、日本と中国の一部だけに現存している木で、公害や火にも強いため、街路樹として見かけることが多いです。
都内の様々ところで四季のイチョウ並木を楽しむことができます。特に秋ごろになれば黄色い葉がハラハラと舞い落ちてきて辺り一面が金色に見えることが有りとてもドラマチックです。

明治神宮外苑の「いちょう並木」など都内では名所も多くあります。

 

都民の鳥
「鳥獣保護及び狩猟に関する法律第1条の2第1項の規定に基づき樹立した東京都鳥獣保 護事業計画第六鳥獣保護事業の啓発に関する事項」なんだか難しい表現ですね、これによって都民の鳥の指定により昭和40年10月1日「ユリカモメ」に決定したそうです。
ユリカモメは、都鳥(ミヤコドリ)ともよばれ、都の鳥としたのではないでしょか?。


万葉集にも出てくる都鳥とユリカモメは同じなのか?諸説色々とあるそうですが探求するのも面白いです。


羽は白く、くちばしとあしが朱色の「カモメ」で、東京付近では、10月下旬から11月上旬にシベリア東北部、カムチャッカ方面から渡来して4月頃まで東京湾、 隅田川、多摩川などに群れをなしてみられます。

都鳥と呼ばれる理由はこれも様々な説があるそうですが、その中でも有力なのが、1974年以前にはユリカモメを京都で見ることはできませんでした。

「(京)都ではみかけない鳥」ということから変化したのではないでしょうか?

 

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